消化器症状は腹痛、嘔吐・吐き気、下痢、便秘といったものが多く、胃腸炎など一過性の病気のケースもあれば吐血や下血など重篤な症状から潰瘍やがんなどの悪性疾患が発見されることもあります。「腹痛」とひとことで言ってもその範囲は広く、存在する臓器の位置によって症状の部位は異なるため、診察の際はさまざまな可能性を考慮します。
診療案内
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消化器症状は腹痛、嘔吐・吐き気、下痢、便秘といったものが多く、胃腸炎など一過性の病気のケースもあれば吐血や下血など重篤な症状から潰瘍やがんなどの悪性疾患が発見されることもあります。「腹痛」とひとことで言ってもその範囲は広く、存在する臓器の位置によって症状の部位は異なるため、診察の際はさまざまな可能性を考慮します。
「内視鏡」というと胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)や大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)がポピュラーではないでしょうか。医療現場では呼吸器系(気管、気管支)、泌尿器系(膀胱、尿道)、婦人科系(子宮、卵管、卵巣)など、体のさまざまな部位で行われます。これにより、疾患や異常の早期発見や診断、治療上の情報を得ることが可能です。
胃カメラ検査とは、正式には「上部消化管内視鏡検査」と呼ばれている検査のことで、胃がんの早期発見のほか、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍などの様々な病気を診断することができます。口や鼻から先端にCCD(電荷結合素子)カメラが搭載された内視鏡を挿入し、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察できるため、バリウムを用いたX線検査では判別できない微小な病変の発見に優れています。
大腸カメラとは、正式には「下部消化管内視鏡検査」と呼ばれている検査のことで、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて、大腸ポリープの切除や、組織の一部を採取(生検)します。
毎週木曜日午後は、女性の受診者の方を対象としたレディースデイとなります。院内での下剤服用も可能です。安心して検査が受けられるよう、プライバシーに配慮したリカバリールームを用意しております。検査後のお化粧直しまでゆっくりご使用ください。
胃腸内科は、食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管を専門的に診療します。対象とする疾患は多岐にわたり、胃腸炎などの急性疾患から胃がんや大腸がんなど命に関わる重大な疾患も存在しています。当院では適切に検査を行うことで疾患の早期発見および鑑別を行い、丁寧な治療を実践しております。おなかの症状でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。また、専門的な高度医療が必要な場合は、専門の医療機関へご紹介し適切な治療を受けていただけるようにする役割も担っています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
消化管は管腔構造をしています。管腔の内側表面は粘膜で覆われており、この粘膜層の一部が隆起してできたものを大腸ポリープといいます。構造や組織により、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられ、専門的にはさらに細かく分類されています。大腸がんは、最初から正常粘膜にがんが発生するパターンと、良性の腫瘍性ポリープ(大腸腺腫)が悪性化してがんになるパターンがあります。発がんリスクのある大腸腺腫を良性の時点で早めに切除することが大腸がんの予防につながります。
肛門外科は、肛門疾患全般を取り扱う診療科です。日本人の3人に1人が痔で悩んでいるといわれるほど、私たちにとって、おしりの病気は身近なものです。その病態は様々で三大肛門疾患といわれる痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)をはじめ、肛門周囲膿瘍、肛門周囲炎、膿皮症、肛門ポリープ、便秘症、便失禁、直腸脱、尖圭コンジローマなど、数多くの疾患が存在します。
健康診断は、ご自身の健康状態を知り、深刻な病気の発見や予防のための有効な手段です。とくに症状がなく健康だと思っていても、生活習慣病をはじめとするほとんどの病気は自覚症状がないまま進行していきます。症状が出て気づいたときには重症化していたということがないように、定期的に健康診断を受けましょう。
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