消化器内科
消化器内科
※当院の疾患対象年齢は16歳以上です
食物を摂取し、排泄するまでの道を消化管と言います。消化管は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸にわけられており、小腸は空腸と回腸、大腸は結腸と直腸に分類されます。また、消化器には臓器として肝臓、胆のう、膵臓が存在しており、これらに何らかの症状や病気がみられる場合に対応する診療科が消化器内科です。
消化器症状は腹痛、嘔吐・吐き気、下痢、便秘といったものが多く、胃腸炎など一過性の病気のケースもあれば吐血や下血など重篤な症状から潰瘍やがんなどの悪性疾患が発見されることもあります。「腹痛」とひとことで言ってもその範囲は広く、存在する臓器の位置によって症状の部位は異なるため、診察の際はさまざまな可能性を考慮します。
また、女性の場合には婦人科疾患の考慮も必要ですし、泌尿器系の疾患が原因の場合もあります。必要に応じて内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)をはじめとする検査機器(超音波検査やCT検査 など)を使用して、診断をつけていきます。このほか、健康診断などで行われるピロリ菌陽性や便潜血検査で陽性の判定を受けたという場合も受診してください。
下記の症状がある方は一度受診していただくことをおすすめします。
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。お腹の不調や気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
上部消化管内視鏡検査とは、食道、胃、十二指腸まで内視鏡を用いて観察する検査のことで、一般的には胃カメラと呼ばれています。
下部消化管内視鏡検査とは、肛門からスコープを挿入し盲腸までの大腸を観察する検査のことで、一般的には大腸カメラと呼ばれています。
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